メイプルフーズの低カロリー食
糖尿病食といえば、メイプルフーズのBC400
400キロカロリーという低カロリーでも、一日に必要なたんぱく質とカルシウムの三分の一が取れる、
メイプルフーズの栄養ディナーを実際に試してみました。
5食セットで届きますが、毎食、献立表の色が違って、今日はどれを食べようかなと楽しみです。
今日のメニューは
- 豚肉の甘酢あんかけ
- 青菜の中華風和え
- 白菜とベーコンのスープ
- 玄米入りごはん
まず本日のメインの1品、豚肉の甘酢あんかけです。
名前は「豚肉の甘酢あんかけ」ですが、酢豚に少し似ていて甘酸っぱい味です。
まず驚いたのが、豚肉の柔らかさ
ご覧ください、とても分厚い豚です。
厚みは8ミリくらいあって、普通に煮たらカチカチになってしまうはずなのですが、ロース肉のような柔らかさです。
栄養表を見てみると、脂質が少なくたんぱく質が多いのでたぶん、豚のもも肉を使っていると思うのですが、とてもふんわりして柔らかいのです。
豚の甘酢あんかけには、椎茸、ニンジン、筍も入っていて、どれも普通の料理のように、素材のままの食感です。
副菜は、青菜の中華風和え
小松菜、ニンジン、切り干しにごまが入っています。
メイプルフーズの食事は毎日小松菜が入っている気がします。
カルシウムも取れて体にいいですね。
小松菜の苦みをいかしつつ、適度に切り干し大根が入っていてシャキシャキと食べやすい味付け
ごまの風味がきいていて、中華風っぽい味がでています。
隠し味にたぶんショウガを使っていて、ごま和えと中華和えの風味がします。
最後は、汁もの
メイプルフーズは、主菜+副菜+汁物+ごはん
という形で、毎日何かしらの汁物がつきます。
カルシウムやビタミンAを取るために、青菜やしらす干しなどの、ちょっと変わった風味の汁物が多いです。
今日は、モロヘイヤとベーコンと白菜のスープです。
ベーコンは普通のスーパーに売っているピンク色で薄っぺらいものではなく、本当に燻してある厚切りの無着色ベーコンです。
入っている量はちょっぴりですが歯ごたえがあります。
冷凍で白菜が入っている、ということで食感が落ちていないかちょっと心配だったのですが、柔らかくて味がしみているおいしい白菜でした。
いつもよりちょっと濃いめでおいしかったです。
メイプルフーズの糖尿食の解凍方法
メイプルフーズの食事は1品ずつレトルトパックに入った冷凍状態で届くので、電子レンジや湯煎で解凍して食べます。
料理ごとに何分温めたらいいか書いてありますので、それを参考にして加熱します。
酢の物は、ぬるま湯で解凍すると早くておいしくできます。
メイン料理と汁物は、湯煎がおすすめです。
どちらも一応、電子レンジも可能ですが、部分的に温まってしまうこともありますので。
ごはんは電子レンジ専用パックに入っているので、破裂せずにそのまま温められます。
ぬるま湯で、和え物を解凍
少々面倒ですが、レトルトは個別に温められてありがたいです。
メインと汁物は、同じ鍋で湯煎しています。
5分程度温めればできたての熱々料理になります。
ここまで準備するまで15分程度でした。
この献立の栄養価
カロリー400kcal、
たんぱく23.4g、
脂質10.0g、
炭水化物54.0g、
カルシウム203mg
ビタミンA 253μg
ビタミンC 53mg
塩分 2.5g
宅配食の配達状態
食事セットは、5個が1つのダンボールにつまっていて、1つずつ取り出すとこんな感じです。
食事は個別包装で番号が振ってあるので、解凍するときどの料理かすぐにわかります。
糖尿病食「栄養ディナー」の感想
糖尿病食として一番気になるのが、満腹感だと思います。
メイプルフーズの糖尿病食は400キロカロリーに抑えているので、やはりごはんが少ないです。
肉と魚のボリュームが結構あるのと野菜がとにかく盛りだくさん
カロリーの割に食べた気がします
毎日白米ではなく、玄米入りごはんだったり、歯ごたえがある豆入りご飯だったりするので、噛む回数が増えて、これも満腹感につながっていると思います。
ただ、カロリー制限が400キロカロリーより緩やかな方は、ご飯だけ少し加えてもいいと思います。
栄養的には、
炭水化物は、その日のメニューにもよるのですが、50グラムから60グラム程度とそんなに多くないです。
たんぱく質は必ず20グラム以上、塩分は3グラムを超えることはありません。
総合的に見て、糖尿病の治療食としては、かなり栄養と満腹感のバランスが取れていると思いました。
味もこれが冷凍?というくらい、もとの料理の食感が出ています。
とくに和え物などはシナシナに水が抜けそうですが、全然そんなことはなく、シャキシャキ感があっておいしいです。